予算にも関わる？！地方自治体や教育委員会は9月が忙しい
最近、地方自治体や教育委員会に営業を回っていると
忙しいので10月以降にしてほしい
と言われます。
営業をしていてこう言われると心が折れそうになりますが、
地方自治体や教育委員会にとって
9月は忙しい理由
があるのです。
議会が行われてる
9月には議会が行われている地方自治体が
多いです。
私の住む葛飾区でも
９月１２日木曜日から１０月１１日金曜日までの日程
で議会が開催されるそうです。
【出典】葛飾区議会公式サイト／お知らせのページ／区議会のスケジュール／定例会（臨時会）の開催予定
議会が開催されると、
地方自治体や教育委員会の担当者は
答弁の対応に駆り出されます。
そのため、とくに課長などの管理職は
議会中、営業などの対応が難しくなるのです。
私も今月営業をしていて、
5件ほど議会があるから話せない
と言われました。
この議会で予算のカテゴリが決まる
以前の記事で、
予算のカテゴリが決まっているのか？
そもそもカテゴリが決まっていないのか？
というお話をしました。
このカテゴリが決まるのが
この9月の議会であることが多いようです。
本日、営業をしてきた静岡の教育委員会では、
この議会でタブレットが導入できるかどうか決まる
と仰っていました。
２学期にはイベントが多い
こちらは特に教育委員会に関わります。
２学期はイベントが多いです。
運動会や学芸会などのビッグイベントから、
芸術鑑賞会などの校外学習も実施されます。
イベントの際に教育委員会の担当が駆り出されることや、
視察を行うこともあるのです。
もしも、学校へ営業に直接訪問する際には、
イベントのタイミングは避けましょう。
ホームページを確認すれば、行事の予定表は掲載されています。
私は一度、訪問をしたら
情報担当の先生が修学旅行
で営業ができなかった。。。という経験があります。
運動会には気をつけろ！
運動会や学芸会という行事には、
本番だけでなく準備の期間があります。
生徒たちはもちろん、先生や学校全体が、
来る当日に向けて練習を重ねていきます。
特に運動会の場合には先生方も熱が入りやすく
練習期間から話ができなくなる先生もいらっしゃいます。
運動会は
５～６月の春に行う学校と、
９～１０月の秋に行う学校の大きく2パターンだと
考えてください。
この時期に学校の訪問を行う場合には注意をしましょう。
営業の際に、
２学期は運動会ですか？
という話をすると、トークのきっかけにもなりますし、
この営業さんは学校現場のことをわかってくれているな
と、思ってもらうこともできます。
では９月に何をやるのか？
地方自治体や教育委員会が９月は忙しい
ということはわかりました。
では９月、営業は何を行えばいいのでしょうか？
私は今の時期に大きく２つのことを行っています。
１０月以降のアポをとる
どれだけ地方自治体や教育委員会の担当者が忙しくても、
電話にでていただける瞬間
はあります。
そのため、１０月以降のアポをとる活動をしています。
いわゆるテレアポですね。
飛び込み営業をしてもお会いできる確率が少ない分、
電話をし、確実に会える環境をつくることに注力しています。
すでに３件ほど、私も１０月以降のアポを獲得しています。
資料のアップデート
どんな業種の営業さんも、日々勉強をしています。
お客さんが忙しく会えないため、
少し時間に余裕のできる９月だからこそ、
今後の営業資料などをブラッシュアップしていきましょう。
特に地方自治体や教育委員会を相手にする営業は
年間を通して忙しさの波があります。
忙しい時はとても忙しいですが、時間があるときは
まとまった時間もとることができます。
そんなときは、来たるべき時に備える充電期間だと
捉えましょう。
担当者のお名前を聞こう
それでも９月に飛び込み営業を
せざるを得ない状況になることもあるでしょう。
そんな時は
担当者の名前だけでも聞いておく
というのがよいでしょう。
いくら忙しい時期だとはいえ、役所の中から
人間がいなくなることはありません。
ですので、いらっしゃる方に
地方自治体や教育委員会の担当の方の名前
をお伺いし、後日電話でアポをとってみましょう。
まとめ
９月はなぜ、地方自治体や教育委員会が忙しいのか
おわかりいただけたでしょうか？
議会という地方自治体に共通した理由や、
運動会や学芸会という学校特有のイベント
で慌ただしい時期なのです。
そんな時だからこそ、
営業として、資料や内省に時間を使うのも
よいのではないでしょうか？
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