教育委員会の職員の役職について
以前の記事で、
教育委員会や地方自治体に営業に行った際には何課に行けばいい？
というお話をしました。
本日は、
教育委員会の中での担当者の役職
というお話をします。
教育委員会に営業にきたはいいものの、
どこの誰に話をすればいいか？
この記事を参考にしてください。
教育委員会の職員は2パターンいる
教育委員会の窓口へ訪問し、
学校で使用する教材やサービスを紹介しにきました
と伝えましょう。
そうすると、教育委員会の職員の方がいれば対応してくれます。
そこで、担当の方の役職を確認しましょう。
指導主事という役職についている方か
主査・主幹・主任という役職についている方
のどちらかの方が対応してくださいます。
教育委員会の職員の方については、
ついている役職によって職員になった経緯
が異なります。
従って、役職によって何を重視するかも変わってきます。
商品やサービスの内容なのか、
金額を重視するのか。。。
相手の役職にあわせた営業トークをするために、
なので営業の話を始める前に、
役職を確認するようにしましょう。
指導主事は学校の先生
役職が指導主事となっている方には、
商品やサービスのよさを伝えましょう。
指導主事の出身
指導主事の方は、学校の先生出身の方が多いです。
現場の先生が何年間か教育委員会で働く際に、
指導主事という役割が与えられます。
また、何年か指導主事を行い、学校に先生として
復帰する方もいます。
指導主事の担当教科
また、教科ごとに指導主事がいる教育委員会もあります。
私が営業をしている中では、
英語・情報機器・特別支援
の担当をする指導主事の方がいました。
指導主事に営業をするには？
営業の際には
商品やサービスがいかに学校や授業で使用できるか
という中身について説明してあげましょう。
指導主事の方が商品をみる視線は先生そのものです。
これを使用したら生徒たちの勉強のためになるか？
学校の授業がよいものになるか？
という考えをします。
ですので、指導主事には、学校や授業を主語にして営業をしましょう。
指導主事に営業をする際の注意点
1点気をつけるべきことがあります。
強すぎるこだわりを持つ指導主事
もいるということです。
実際に学校で授業をしていた先生ですので、我々のような
営業よりも、教育について考えていらっしゃいます。
しかし、その自負が強すぎて商品やサービスへ
厳しいお言葉をいただくこともあります。
そういった際には、無理に営業を続けるのではなく、
とにかく指導主事の話を聞いてみましょう。
聞いてくれたことに満足して、
次はあなたが話してもいいですよ？
と言ってくださる指導主事も多いです。
主査・主幹・主任は地方自治体の職員
主査・主幹・主任という役職の方には、
予算やお金、導入のしやすさなどをアピールしましょう。
主査・主幹・主任の出身
主査・主幹・主任の職員は世間一般で言われる公務員の方です。
役所には教育委員会以外にもたくさんの部署がありますよね？
公務員試験を突破して、地方自治体の職員になり、
たまたま配属されたのが教育委員会であった
という方々が主査・主幹・主任です。
主査・主幹・主任に営業をするには？
主査・主幹・主任は地方自治体の職員なので、
指導主事と比較して教材のよさや授業について
アピールをしても響きません。
営業トークとしては、
いかに安く導入できるか
いかに数字として効果があがる教材か
の営業トークをしましょう。
地方自治体の職員は減点主義で評価をされます。
失敗をしたくない、新しいことをやりたくない
という方が多い印象です。
指導主事は、学校の先生であるため、優先順位の第１に
生徒のことがきます。
主査・主幹・主任は優先順位に減点されたくない
という気持ちが上位にきます。
従って、料金が安いことや
他の職員にもわかるような実績を数字であげることができる
という営業トークをしましょう。
主査・主幹・主任に営業をする際の注意点
ちなみに、彼らにとってとても有益な情報が
他の地方自治体や教育委員会での導入事例です。
他の地方自治体や教育委員会で使われているということは、
それだけ信頼できる教材なのではないか？
と、考えるそうです。
まとめ
いかがでしたか？
教育委員会の役職には
指導主事と主査・主幹・主任
がある。
指導主事には教材のよさを
主査・主幹・主任にはいかに料金などいかに減点されないか
を営業トークとする。
ということです。
役職を確認し、相手の求める話ができる営業を目指しましょう！
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