教育委員会に営業をする人のブログ

地方自治体や学校に営業活動をしています。地方自治体への営業の仕組みや、教育業界について書いていきます。

教育委員会への飛び込み営業結果

こんにちは!タケです。

本日、2019年9月3日に私は3件の教育委員会へ営業に行ってきました。

神奈川県のとある教育委員会です。

それもすべて飛び込み営業です!

 

本日は、その飛び込み営業を通して

どんなお話をしたのか?

営業として意識したこと

をお話します。

 

今までのブログと比較して、

教育委員会に営業している人間の日常

だと思ってご覧いただければと思います。

 

 

教育委員会からやっぱり言われたこと

いくつかの教育委員会を営業していると、

この質問はこう返ってくるだろうな

というパターンが見えてきます。

今日、営業を行った方もそのようなパターンがありました。

 

小学校と中学校は順番でリプレイスします

教育委員会への飛び込み営業結果

既にタブレットを学校に導入されているのですか?

という質問に対して、

小学校は今年行いました。中学校は来年度の予定です。

という回答をいただきました。

 

 こちらの記事でも紹介していますが、

www.bamboo33.xyz

一度に小中学校全校にタブレットを導入しようとすると、

莫大な費用がかかってしまいます。

従って、今年は小学校、次は中学校、と

順番にタブレットの導入やICT機器の整備を行う

教育委員会が多いです。

 

その教育委員会の担当者は、

本当は一気に整備をしたかったけど、財政がね。。。

とも仰っていました。

やはり、地方自治体において財政部門の意見は強いようです。

営業としては、いかに財政の説得にあたったか、他の教育委員会は

どう財政と話をしてタブレットを導入したか、

事例をお伝えできるといいですね。

 

私の場合は、、、

他の教育委員会も小学校から中学校の順番でタブレット入れられてるところ多いですよ

という、回答をしました。

 

どう使っているかは学校にお任せだね

教育委員会への飛び込み営業結果

既にタブレットを使用している教育委員会の方に、

どのようにしてタブレットを使用されているのですか?

と質問をすると、

学校に任せている

という回答がくることがあります。

この場合は、本当に学校に任せているか、

すぐには活用方法を思い出せないか

のどちらかです。

 

本日、私が営業をした教育委員会の方は、

その後に

例えば○○というソフトを隣の市では使っていましたが?

と、質問を重ねたところ、

学校に導入されているソフトについて、教えてくださいました。

 

教育委員会へ訪問をした際に、

学校に任せている、と言われてしまうと、

そこから先に話がなかなか進みません。

 

具体的なソフトの名前や、隣の市の話を持ち出すことで、

会話を続けることができます。

 

このトークのもう1つの利点は、

他社の営業状況を把握できる

ということです。

ソフト名で教育委員会の担当者がピンときていれば、

そこのソフトやサービスの営業も同じ教育委員会へ

訪問しているということになります。

競合や教育系サービスの動向についても、

営業として抑えておきましょう!

 

言われて驚いたこと

予想通りのリアクションもあれば、

そんなことある?!という場面にも

営業を行っていると遭遇します。

 

うちはFAXを使っていて。。。

教育委員会への飛び込み営業結果

このような学校、すごく多いです。

また、地元の販売店にもFAXを利用されている会社は

あります。

 

普段、家庭ではFAXなど使用しないかと思います。

しかし、お客様が使われるのであれば営業として対応したいところですね。

営業になりたての方も、いずれFAXを使用しなければならない

場面に遭遇します。

もしも、会社にない場合には用意しておきましょう。

 

ブラウザってなんですか?

教育委員会への飛び込み営業結果

商品について説明をしている際に、私が何気なく

このサービスはブラウザからご覧いただくので、、、

と口にしたところ

ブラウザ?

と、教育委員会の方に尋ねられました。

すかさず、スマホを取り出し

インターネットを見るこちの方位磁石のようなアプリ(safari)や、

パソコンで青いeと書いてあるもの(Internet Explorer、edgeです。

と説明しました。

 

これは私が営業としてよくなかったです。

自分が知っている言葉は相手も知っていると

勝手に思い込んで話していたことになります。

特にタブレットやICT機器の営業をしている場合には、

カタカナ語がよく出てきます。

カタカナ語は人によって理解度に開きのあるものです。

営業の際には注意するようにしましょう。

 

営業として気をつけたこと

これは、教育委員会への営業だから、というわけではなく

一般の営業として気にするべき内容かと思います。

 

移動手段、交通費について

教育委員会への飛び込み営業結果

特に東京以外の都道府県で地方自治体を相手にした

営業活動を行っている場合、車の運転は必須になります。

市役所と市役所の間が遠いのです。

地方であれば電車も通っていないことがあります。

 

今日、私が営業をしたのは神奈川県でしたが、

営業に行く前に

すべて電車で回った際の金額とレンタカーを借りた際の金額を

計算しました。

 

今回は、電車のほうが安かったため

駅から15分ほどかかる役所や教育委員会まで汗をかきながら歩くことにしました。

 

このように、コストの意識をもつことは営業として非常に大切です。

 

yes,noの質問から入る

教育委員会への飛び込み営業結果

教育委員会の方が答えやすいことから聞いていくことが大切です。

自分の話したいこと、商品の説明はその後でいいのです。

どんな業種の営業であれ、いきなり購入を迫ることはないでしょう。

 

今日は、

もうタブレットは使われていますか?まだですか?

という質問を皮切りに、

リプレイス時期、使用ソフト、台数などのヒアリングを行うことができました。

また、話していく中で、教育委員会の方のほうから

様々なことも教えてくださいます。

自分ばかりが話すぎず、相手に話をさせることが大切です。

 

まとめ

いかがでしたか?

本日は今までの記事と比較すると雑記に近い内容となりました。

その分、教育委員会へ営業をする人間のリアルな日常

をお届けできたかと思います。

 

特に、

FAXなどの古い文化が学校には残っている

カタカナ語に注意

営業としてのコスト意識

といった部分は、みなさんも常日頃注意されていると思います。

 

教育委員会ならではの事情と、一般的な営業として大切なスキル

どちらも身につけていきたいですね。