学校には着脱式タブレットが人気?!
前回の学校のパソコン教室のリプレイスの記事にて、
学校には今、着脱式のタブレットが人気
というお話をしました。
今日はそんな、学校で大人気の着脱式タブレットについてお話します。
着脱式タブレットとは?
みなさんは、タブレット端末をお持ちですか?
あなたの持っているタブレットには、キーボードはついていないと思います。
着脱式タブレットとは、取り外し可能なキーボードのついているタブレット端末の事言います。
2in1やラップトップとも言われます。
代表的なものはサーフェスでしょう。
他にも富士通さんやDellさんのタブレットをよくみます。
前回の記事でもお話したように、この着脱式タブレットを、パソコン教室の際に採用する学校が非常に増えています!
実際に、教育委員会へ営業に言った際に、
教育委員会「昨年度、パソコン教室はリプレイスしました」
私「着脱式ですか?みなし1人1台の?」
教育委員会「そうですね、学校につき40台ほどをリプレイスしました」
という会話のやりとりをよくします。
※このような会話のやりとりはよくするやりとりです。リプレイス・着脱式・みなし1人1台がキーワードになっています。
なぜ人気なのか?
学校のリプレイスの際に、なぜ着脱式のタブレットが人気なのでしょうか?
それはパソコン教室のリプレイスと同時にタブレットの導入をクリアできるからです。
どういうことでしょうか。
パソコン教室のパソコンがデスクトップの場合には、別に費用を捻出してタブレット端末も学校に導入する必要が出てきます。
文部科学省も2022年までに3クラスに1クラス分の端末の導入を目標に掲げています。
ここではタブレットと名言はしていませんが、資料の挿絵を確認していただきたいです。
授業を行う普通の教室で、子どもたちがタブレットを使っている写真になっています。
つまり、3クラスに1クラス分の端末というのはタブレットを想定した目標であるのです。
たしかに、学校にて実際に子どもたちが使用する場合には、デスクトップパソコンよりも、すぐに起動し持ち運びもしやすいタブレットのほうが重宝されるでしょう。
学校と教育委員会は、いよいよタブレット端末を導入しなければいけないのです。もう、待ったはなしなのです!
そのため、リプレイスという多くの端末を購入するタイミングでなんとか台数を揃えようと、パソコン教室のパソコンをタブレットと兼用するのです。
当然、パソコンとしての機能も確保する必要があるため、キーボード・マウスは付属品として購入する必要があります。
また、子どもたちが落としても大丈夫なようにカバーをつけたり、無線LANを整備してインターネットを利用できるようにするなど、周辺機器を一緒に整備し、学校現場で実際に使用できる環境を構築していきます。
どう使用するか?が大切
厳しいことを言いますが、パソコン教室のパソコンがデスクトップの場合は、あまり授業では使われないでしょう。
ちょっと調べ物をしたいときであっても、わざわざパソコン教室まで移動をしなければいけません。
また、よく教材メーカーの営業が口にする授業の復習で、使用できるソフトですというセリフ。
それでは、授業の最後の5分の復習のために、わざわざパソコン教室へ移動する先生がどこにいるのでしょうか?
この営業文句は、学校現場を理解できていない、見当違いな発言なのです。
さて、大切なことは、着脱式のタブレットを学校や教育委員会に導入いただく際にも、実際に授業などでどう使ってもらえるのか、使用シーンを想定し、サポートする必要があるということです。
無線LANを整備するのも、より授業でタブレットを使用していただくためです。
たとえば自分がパソコンメーカーの営業だったとしましょう。
本来であれば、自社のタブレットのみが導入されれば、OKではあります。
しかし、タブレットのみでは授業は成立しません。先生も使ってくれません。
実際に使うには無線LANも必要ですけど、検討されていますか?
タブレットの使用シーンはどのように想定されていますか?それによって付属品がいるかもしれません。
という言葉を言えると、より学校現場に寄り添った営業として、継続したお付き合いができることでしょう。
いかがでしょうか?本日は
なぜ、着脱式のタブレットが今、学校で人気なのか
実際にどう使用してもらうかまで考えた営業をしよう
というお話をしました。
自分たちの商品やサービスは教材であったとしても、この流れは抑えておきましょう!