オンライン英会話の小学生に期待できる効果とは？
2020年から、小学校で英語が教科になります。小５・６年生から英語に成績がつくのです。 また、小３・４年生から外国語活動という英語に慣れ親しむ活動もスタートします。
このような動きに伴い、小学生向けのオンライン英会話のサービスが盛んになっています！
- そもそも小学生の英語はどんなことをしたらいいの？
- オンライン英会話って小学生にも効果があるの？
という疑問をお持ちな方も多いでしょう。
この記事では、
小学生の英語について
オンライン英会話の効果について
解説します。
ちなみに筆者は現在、新卒から大手教育系企業に勤めて4年になるため教育業界や学校への知識は豊富です。学校にて行われているオンライン英会話の営業活動や、実際に学校で行われているオンライン英会話の授業の立ち会いを月に5件ほど行っています！
小学生の英語とは？
なぜ小学生から英語を学ぶのか？
この記事を読んでいる多くの方は、中学生になってから英語を学び始めたのではないでしょうか？中学生になり、初めて学ぶ英語で、文法や単語が覚えられないであったり、例文を使う場面が身近になく英語に親しみが感じられない、ということで、英語が苦手になってしまった方も多いでしょう。
This is a pen.
というフレーズを、日常の中では言う機会がないのです。
このように、今までの日本の英語教育は、生活の場面と離れており、なおかつ難しい文法や単語で固められてしまうため、親しみを持つことが難しかったのです。
文部科学省が定める、小学生が英語を学ぶ目的は、
小学校段階では、言語や文化に対する関心や意欲を高めるのに適していることなどから、英語を使った活動をすることを通じて、国語や我が国の文化を含め、言語や文化に対する理解を深めるとともに、ALTや留学生等の外国人との交流を通して、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、国際理解を深めることを重視する考え方（国際コミュニケーションをより重視する考え方）
とあります。
すなわちどういうことか？英語でコミュニケーションを取ることを目標にし、そのためにまずは英語に慣れ親しみましょう、ということです。
従って、今までのように文法や単語を正しく言えなければ失格！ということではありません。それでは、正しい英語を話さなくてはいけない、と萎縮してまい、英語を話すこと＝失敗することが怖いという悪循環を生み出してしまうのです。
小学生の英語はどんなことをするのか？
小学生の英語の授業では今後、言語活動というものが重視されます。学習指導要領にも言語活動という言葉が頻出しています。
言語活動とは、目的・場面・状況をふまえて、実際の英語を用いてお互いの考えや気持ちを伝え合う活動のことを言います。
例えば、
あなたの好きなものを教えてください。
それを（ ）に入れて読んでみましょう。
（ ） mekes me happy.
のように、自分の好きなものを紹介する、というような問題が言語活動になります。
また、水族館という単語を使わずに水族館を説明する、というような活動も言語活動の1つです。子どもたちは既に知っている自分の語彙の中から、なんとか水族館を伝えようとします。
イルカ、亀、タコなどがいる。とてもたくさんの水がある。
などですね。
なぜ言語活動が重視されるのか？それは、子どもたちが回答をする必然性を感じられるからです。子どもたちは次のフレーズを聞いてみよう、会話を続けようと思えなければ、すぐに英語を投げ出してしまうでしょう。
しかし、夏休みの思い出は？であったり、あなたの好きなテレビ番組は？というように子どもが話したくなるような話題を設定してあげることで、英語を話す目的を作り出すことが大切になるのです。
英語の授業は練習試合
私が仕事で英語の研修のお手伝いをする中で、講師の大学教授が英語の授業で行われる言語活動は練習試合だと言っていました。
英語の研修については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
いきなり外国の方とお話をするのは難しいでしょう。また、何か目的や話題がなければ日本語であったとしても会話を続けることは難しいのです。言語活動という練習試合であれば、生徒同士なので間違えても問題がないという安心した環境で、英語で会話をすることができます。
今後の英語学習では、この練習試合である言語活動が重視されるようになります。つまり、実際に話したり、相手の話にあわせて相槌などのリアクションをとるといった、コミュニケーションがより重視された授業が小学校で行われるのです。
オンライン英会話の活用方法
なぜ小学生の英語にオンライン英会話がいいのか？
このような言語活動が重視されていく中で、オンライン英会話は小学生にも非常にオススメです。
なぜなら、オンライン英会話はまさに言語活動そのものだからです。海外の先生と、レッスンという目的にそって実際に話す。これは言語活動の定義である目的・場面・状況をふまえて、実際の英語を用いることを行っていますよね？
リップルキッズパーク 
やGLOBAL CROWN 
、hanaso kids 
などのオンライン英会話では、家庭で英語の練習試合ができるため、小学校で教科化される前に行うことで、授業の先取りができるのです。
このような、オンライン英会話で行う英語での話し合いを学校の授業でも行うようにあるのです。オンライン英会話と学校の違いは、学校では会話の相手が先生や同級生になるという点くらいでしょう。
また、講師の先生が外国の方であるためより外国の方とコミュニケーションを取るという試合の状況に近い訓練が可能になるのです。
学校の授業で行う言語活動と同じことを、オンライン英会話では体験することができるのです。
複数人での会話の練習もできる
実際に会話をする場面を考えると、常に１対１での会話であるとは限りません。複数人で会話を行うこともあるでしょう。
もちろん、学校の授業であってもグループで話し合うということを行うはずです。
LEARNie（ラーニー） 
では、グループレッスンに特化しているため何人かで話そうという場面の練習試合を行うことができます。
私がお手伝いをした小学校の先生向けの研修においても、グループワークを用いる先生方は多かったです。ペア・３人組・ペア同士（４人）という人数での言語活動を考えていらっしゃる先生が多かったです。オンライン英会話においても複数人での英語の会話を練習してみてはいかがでしょうか？
まとめ
いかがでしたか？
小学校での英語は言語活動というコミュニケーションのための練習試合がさかんに行われるようになります。
少しでも、授業の前にお子さまに練習をさせたい場合にオンライン英会話は外国の先生との練習試合（＝言語活動）ができるのでオススメなのです！
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